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SHIP OF FOOLS

kitakyusyu.exblog.jp
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2010年 08月 06日

恐怖!カトマンドゥからのバス

朝7:30、トレッキングのスタート地点、シャブルベンシ行きのバスに乗りました。

ツーリストバスっぽいバスなのだが、乗ってる人はみんな地元民。
しかも座席どころか、通路まで人がパンパン。

いや、さすがにこれは乗れないでしょ、というか座席指定してあるんだけど?

バスの徴収係が当たり前のように一言、「屋根、屋根!」

どうしても今日シャブルベンシに着いておきたかったから、ここでもめても仕方ない。
いずれ人が降りるだろうと、始めだけねとバスの天井の上に乗りました。
恐怖!カトマンドゥからのバス_b0169123_20505811.jpg


ここからが地獄の始まりでした。

なにがって、まず揺れ!

いきなり舗装道路じゃない岩だらけの崖の道をゆっくりひたすら進んでいく。
屋根には落下防止の柵が付いている、わけないので振り落とされそうになるのを必死で
しがみ付く。景色をみながらのんびりしている暇が全くありません~!

しかも雨季なのに何気に快晴!

標高が高いので太陽が近くメチャメチャ日差しが強い!

太陽を全身にこれでもかと浴びながら、次々と迫ってくる木の枝をもぐらたたきの様に
よけながらゆっくりバスは進んでいく。

舗装されていない山道だから、案の定、がけ崩れが所々で起きている。

バスが重くてタイヤが空回り。
その度、ネパールでは、
恐怖!カトマンドゥからのバス_b0169123_212037.jpg

綱引き大会が行われ、

ついに、綱引きでは太刀打ち出来ない所にたどり着く。

バスが通れないんだから、バスが通れる所まで歩くしかない。

思わぬ所でトレッキング開始です。

歩くこと、30分、バスかと思えばトラックの荷台にぎゅうぎゅう詰め。

走ること、1時間、やっとバスに乗れたかと思うと、又天井へ。しかも人、増えてない?

ついに夕立がやってきて、容赦なくバッグと僕の体を濡らす。
標高が高いので、冷たい風が強く、手がしびれるほど寒い。

さらに3時間、やっと隣町のドゥンチェに到着。

ランタン国立公園のパーミットを見せ、さらにバスに乗り換え。

その間のバスは座席には乗れたものの、さらにひどい悪路、眠たいのに全く寝れません。

結局シャブルベンシに着いたのは、夜の11時。予定到着時刻は午後2時。

あまりにもひどすぎるバスの旅、おかげで顔の皮とおしりの皮がはげました。


明日トレッキングにいくつもりが、すでにそんな体力残っていません。ステイ決定。

by oceandancer | 2010-08-06 20:42 | 旅遊び


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