2010年 07月 14日
バラナシ駅からオートリキシャーで10分。 リバーサイドに到着、狭いレンガ畳の迷路みたいな小道を希望のGHまで連れて行ってもらい、 4件ほどチラ見。安い宿はこんなものなのかと4件目の条件のいい宿にチェックイン。 楽しみにしていたガンガー、まさに今回の旅のクライマックスという感じ。 早速出かけて数あるガートと呼ばれる河川敷へ。 人々が集まり、火を休むことなく焚いている。着いたのはいきなり火葬場だった。 家族と思われる15人位のグループは、ガンガーに向かい拝んだり涙を拭ったりしている。 原色に金の装飾を施した布をかけられた亡骸の下の組み木に火を着ける。 それをひたすら2時間から3時間続け、灰をガンガーに流して自然に帰すのだ。 人生を全う出来なかった子供や僧は、焼かずにそのまま流す。 15メートル下流では当たり前に沐浴したり洗濯したり水を飲んだりしている。 一部始終見ていたのだが、これほどまでに死をダイナミックに感じたことが今まであっただろうか? ガンガーのほとりでゆっくり色々な事を考えてみることもたまにはいいんじゃないか? ガンガーの風が僕らに話しかけるように煙を運んできます。 「死」を目の当たりにし、リアルに「生きてる」と実感する事が出来ました。 ガンガー沿いは対岸からの風が川に冷やされて気持ち良い。
by oceandancer
| 2010-07-14 14:53
| 旅遊び
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